1枚の写真

現像は大事です。

夜桜といえば六義園。ライトアップで輝く日本庭園としだれ桜を見てきました。

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六義園は、小石川後楽園と並ぶ江戸の2大庭園だそうです。7年もの歳月を掛けて完成された日本庭園は、昼も魅力的ですが桜の季節は夜のライトアップ時期に訪れるのがおすすめです。写真が多くなってしまいますが、夜に輝く日本庭園と夜桜の魅力、そして訪れる際の注意点について書きましたのでご覧いただきたいと思います。

六義園の2大見どころ ~夜桜と池~

六義園正門でチケット(300円)を購入し内庭大門をくぐれば目の前にはライトアップされた、しだれ桜が広がります。そのしだれ桜を堪能して庭園側へ少し歩けばすぐに、立派な池と綺麗な島を見渡せる池畔に出ます(出汐湊という名前だそうです)。この2ヶ所が、六義園の最大の見どころです!この2ヶ所は歩いて3分程の距離ですが、誰に聞いても本当に良かったと言うと思う見どころスポットです。
その後、大きな池の周りを時計周りにぐるっと周回する様に庭園を巡るのですが、ゆっくり歩いて1時間くらい掛かると思います。こちらにも見どころはありますが、まずは六義園で見逃してはいけない2大見どころをご紹介します。
夜桜のライトアップは、実はそれ程多くの場所でやっている訳ではありません。また、ライトアップをしているところの中でも、最も立派と言って良い木が六義園のしだれ桜です。余りに人が多くで全景写真が撮れませんでしたので、一部だけを捉えた写真をご覧下さい。実物はぜひ、現地で見て頂きたいです。圧倒的な大きさです。

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そこから人の流れに沿って少し進むと、大泉水という池が現れます。その池を眺めやすい様に陸が出っ張っている場所(池畔)の一つが、出汐湊です。右手に中の島が、左手には蓬莱島が、そして対岸には吹上浜が見えるそうですが、名前はさておき実際に見てみると美しい植物と池の反射で、非常に綺麗です。

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紅葉の季節に京都へ旅行した際、鏡の様な水面に映る紅葉が余りに綺麗で、どこからが水面なのだろう?と少し混乱したことを思い出しました。日本庭園は自然の美を表現する方法が多彩で、時々びっくりさせられます。昼間のさわやかな自然の姿も好きですが、ライトアップされた日本庭園も素敵です。(たまにある、どぎつい色のLED電球で照らさた庭園は余り評価できないですが…。)

ライトアップ期間中でも、庭園全体を楽しめます

先ほど言った通り、基本的には正門から入ってすぐの2ヶ所、しだれ桜と出汐湊から見る池が最大の見どころです。ですが、ライトアップされているのはこの2ヶ所だけではありません。2大見どころスポットで過ごすのが約20分くらいだとしたら、残り40分は庭園をぐるっと巡る時間になります。この時間が無駄かと言うと、私は凄く楽しめました。見どころとして指定されていて多くの人が話題にするのはたぶん、しだれ桜Ⅱです。ですがかなりきつい色のライトアップがなされています。個人的には余り好きではないのですが、正統派な正門前のしだれ桜に対抗する方法として、変化球で勝負しているのでしょう…。この、しだれ桜Ⅱ(すみません。正式名称は「第二のしだれ桜(鶴姫のしだれ桜)」です)は、正門が時計の5時の方角だとすると、11時くらいの方角にあり、丁度庭園の真ん中まで来たことなる目印でもあります。
しだれ桜Ⅱに至る道中には、立派なお茶屋さんが何件かあります。景観として素敵な建物もあれば、実際にお茶を出来る建物もあります。ライトアップ期間中はお茶屋さんの営業時間も延長していますが、閉館の1時間前くらいにはラストオーダーとなりますので、注意してください。

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この他にも、竹林や松、樹齢が長そうな木など色々な自然を見ることができます。昼空の下では注意深く見ることの無い場所でも、ライトアップされていると目がそちらへ向くので、新しい発見がたくさんありました。特に、樹木の樹皮が形成する模様など、子供のころ以来にまじまじと見ました。

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写真をたくさん貼ってしまいましたが言いたいことは、ぜひ庭園はぐるっと1周巡ってみて頂きたいということです。
ライトアップ期間中の六義園は人出が物凄いので、警備員の方が所々に立ち、立ち止まらない様に注意喚起しているので風情のある場所とは言いづらいですが…立ち止まらない限りゆっくりじっくり歩いて楽しむことのできる、綺麗な場所ですので時間があればぜひ庭園をぐるっと1周してみて欲しいです。

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六義園の名前の由来

小石川後楽園へ行ってみて思ったのですが、歴史のある場所の名前には多くの意味が込められていて面白いです。

では六義園の名前がどの様な由来から来ているのかと言うと、紀貫之が「古今和歌集」の序文に書いた「六義」(むくさ)という和歌の六つの基調を表す語に由来する、のだそうです。その「古今和歌集」の眞名序・仮名序には確かに、「和歌有六義」・「そもそも歌のさま六つなり、唐のうたにもかくぞあるべき」と、中国の古い漢詩集である「毛詩」に登場する詩の六義について言及があるので、「六義」の語源は中国の詩の分類法または和歌の分類法、ということになります。
類推するに、六義園は和歌や漢詩にもある多様性を、庭園の中に持たせようという試みである様に思います。

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六義園への行き方と注意点

六義園のライトアップ期間中、出入口は2ヶ所になります。正門と染井門です。待ち合わせの時に間違えない様にして下さい。正門は時計での5時の方角と言いましたが、染井門は1時の方角です。六義園の最寄駅は駒込駅、または三田線千石駅ですが、いずれの門にも近いのが駒込駅で、千石駅からは正門が近く染井門は庭園の正反対の場所に位置するので、結構遠いです。

この他の注意事項ですが、正門と染井門を結ぶ道路は、ぬかるむことが多いそうです。実際、私が行った時も2日程前に雨が降ったせいで、注意深く歩いても靴に少し泥が付く様な状態でした。履く靴は選んだ方が良いです。
また、トイレの数も少ないですので予めお手洗いを済ませておいた方が良いと思います。(トイレに並ぶ行列ができていました)一方、チケットの並び列は短いので、こちらは心配しなくても良さそうです。

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夜桜のデジタル現像

夜の写真撮影は条件が厳しいです。カメラの性能がかなり良くなっているとはいえ、きちんとした写真を残す為には工夫が必要です。初心者として重要なのは、ブレ・明るさ・ノイズ、どれを重視するかを意識して枚数をたくさん撮り、撮ったらすぐに結果確認することだと思います。残念ですが初心者ですので、撮った写真の1割が上手くいけば上出来だと言う気持ちで撮る必要があると思います。また、本格的に写真を撮るのであれば、三脚を設置する必要があると思います。
私は、撮りたい被写体をブレなく撮れていれば、後の条件はある程度デジタル現像でなんとかしよう、という気持ちで撮影しています。この様に考え方を変えたところ、時間はかかってしまいますが、良いと思える写真はかなり多くなりました。今回の写真も、現像前は削除する候補だったのですが、ピントが合っているので色々試してみたところ、残しておこうと思える1枚になりました。