写真の現像を学ぶ意味

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 2007年頃に初のデジタル一眼レフを買ってから早10年。素敵な写真を撮りたい!という情熱はたぶんその中でも合わせて1年くらいしか保てていなかったです。だって重いし、うまく撮れないし。途中の数年は、せっかく買った一眼レフを外に出すこともしていませんでした。

フィルムカメラで写真を撮る学校にも通ってみましたが、それも4年くらい前のことです。正直、フィルムカメラって面倒臭すぎてやる気起きません。

でもその間もずっと、綺麗な写真を載せているブログで見て、いいな~こんな写真が撮れたら楽しいだろうな~とは思っていたんです。

 

使わないのに、大事に防湿庫(安いプラスチック製ですが)に眠っているカメラとレンズ。乾燥剤も立派に入ってます。狭い家で眠っているそんな機材達を見ていたら、なんだかもったいないな、と思いました。

写真って、自分から見えているものを切り取る行為だと思うんですよ。それって、素敵じゃないですか。やっぱり続けたいです。

 

だから、何で僕は写真が好きなのに、僕の一眼レフは眠ったままになってしまうのか。その理由を真剣に考えました。(今までの10年間は何をしていたんですかね…自分でも疑問です。)

その答えは、「現像していないから」です。

 

写真がどんだけ好きでも、撮影の枚数をこなしていないんだから撮影は素人レベル。そんな素人レベルの撮影をしていても、今日も良い写真がないなーで終わってしまいます。でも、プロは撮影自体が上手いし、写真を撮った後に自分の意図を強調する為の写真現像も行っている。だから、素敵な写真がより一層良く見えるんだと思いました。

確かに、フィルムカメラの学校で白黒写真を現像・プリントする時にも、ここはもう少し暗い色にしたいから光を当てる時間を増やそう、などと時間をかけて一枚の写真を仕上げていました。デジタルだから、写真を撮った瞬間に撮ったものが写っていておしまいである様に感じるだけで、本来写真は撮った後にも色々とやることがあったんです。

 

一枚の写真を仕上げる為に、時間をかける。

 

そうやって時間を掛ければきっと良い写真を「撮る」ことができるし、重い一眼レフを外に連れ出すモチベーションになる。そう思い、写真の現像を学びながら写真を撮り続けることを目標として、このブログを更新していきたいと思います。

 

記事の末尾にはなるべく、BeforeとAfterの写真をつけるようにします。